ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

【まとめ】本ことば

【本ことば】 まとめの目次   最終更新:2019.08.05

 

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<あ行>

あさのあつこ

【一年四組の窓から】

・どんなささいなことでも、迷ったり、悩んだりしたとき、杏里は自分の中の自分に問いかける

 

甘糟りり子

産む、産まない、産めない】

・具体的な言葉を当てはめたいという欲求が生まれた。

 

石井香

【ブスの「力」】

・人の評価をぜんぶ足したら、それが私になるでしょうか?

 

 糸井重里

【ふたつめのボールのようなことば】

・こころの面倒を、引き受けないと、いけないんだ。

・ちょっとずつだけ、ちょっとだけ変わる 

・同じようなことを思ったとしても、

・「わからない」の時間を、やらないかなぁ。

 

江國香織
 
冷静と情熱のあいだ

・言葉は記号のようだった

【神様のボート】

・ある場所で浮かないこととある場所に馴染むことは全然別であるらしい 

・言葉で心に触れられたと感じたら

 

大宮エリー

【思いを伝えるということ】

・輪だったものが途切れるところに、なんか面白みを感じるの

 

小川糸

食堂かたつむり

・みんな、濁り具合の程度の差こそあれ、心の中を満たしているのは泥水だ。

・振り返れば、奇跡のようにかけがえのない毎日だった。

【つるかめ助産院】

・先生の口から当たり前のように語られる自由な発想がうらやましかった。

 

小川洋子河合隼雄

【生きるとは、自分の物語をつくること】

・自分の心の形に合うように、その人なりの現実を物語化して記憶にしていくという作業

・それだけ言葉っていう道具の方が不自由なものだということでしょうか。

・分けられないものを分けてしまうと、何か大事なものを飛ばしてしまうことになる

 

恩田陸

【光の帝国 常野物語】 

・そうすれば、あんたの背中には草は生えない。

 

<か行>

角田光代 穂村弘

【異性】 

・なんとなく気づいたら好きになったいたり、つきあっていたり、するのだ

・女性がよく云う「或る日、何かのきっかけで生理的に受け付けなくなる」みたいなことも、男性の口からはきいたことがない気がする。

 ・遺伝子の段階で「孕む」「孕んだものと、離れる」の両方をいやというほど知っている

 ・女性にとって「モノはワタシ」なのではないか

 

片山恭一 

【もしも私が、そこにいるならば】

・わたしという人間が弱すぎたんだ

 

河合隼雄吉本ばなな

【なるほどの対話】

・好き嫌いがないかと言えば、相当にはっきりと(特に嫌いということが)あります

 

川口俊和

コーヒーが冷めないうちに

・それは重力による影響だが、人の心にも重力のようなものがある

 

 

川村元気

【四月になれば彼女は】

・些細な気持ちを積み重ね、重ね合わせていくことを怠った。

・好きになれるものの総量が

 ・年を重ねるについれ、相手が隠している部分に惹かれるようになってきた

 ・そのときここにわたしがいて、感じていたなにかを残すためにシャッターを切ります

 

銀色夏生

【夏の森】

・孤独で細くとがって人に理解されにくい

・嫌いっていうほど好きじゃない って言われて

【本当に自分の人生を生きることを考え始めた人たちへ】

・イベントって、なに?

・自然にいろんなことがむくむくと育って、世界のかたちは変わっていくような気がします

 

 

近藤史恵 

【キアズマ】

・どんなに愚かしくても、これが俺自身だ

 

<さ行>

坂木司

【和菓子のアン】

・いつか私だって自動的に歴史の一部になる

 

坂本小百合

ちび象ランディと星になった少年

・好きなことって、覚えるのも簡単なのよ

 

住野よる

 【君の膵臓を食べたい】

・私達は、自分の意思で出会ったんだよ。

 

瀬尾まいこ

【あと少し、もう少し】 

・誰にも踏み込まれたくない。俺の中を知られたくない。

 

<た行>

田口ランディ

【いのちのエール 初女おかあさんから娘たちへ】

・感謝するために感謝していなかったかしら。

・お互いがお互いのおいしさを引き出しあうの。

・ことばを、ただの記号として使わない

【キュア】

・そのために自分を透明にしなければならない

・どんな人間だろうと、必ず死ぬじゃないか

【ハーモニーの幸せ】

・発見って、いま、この瞬間の喜びだ。

・品位とは色気であり、色気のない品位などありえない。

・他人を思い通りにしたい私がいる

 

田村隆一(語り)・長薗安浩(文)

【言葉なんかおぼえるんじゃなかった】

・肉眼だけが詩を詠むことができる。

・ほかの誰とも違う「好きです」「愛しています」を探すわけだ。

 

千早茜

【男ともだち】

・お前がそう感じるんなら、誰に否定されたってそれが真実や

・本当にそう思うなら、別れた新しい男を探せばいいのにと口に出さずに思う

 

 

辻村深月

【ツナグ】

・--御園。私に敵うと思ってるの?

・みんな平等に不平等。フェアなんて誰にとっても存在しない

 

 

 

<な行>

西加奈子

【ⅰ(アイ)】

・この世界にアイは、存在する。

・「みんなと同じ」という「  」の中にみんなで入れられているようなものだった

・それってあんたの苦しみなんだから。それに嘘をつく必要なんてない。

【あおい】

・辞書はなかなか面白い

【うつくしい人】

・わたしは誰かの美しい人だ。私が誰かを、美しいと思っている限り。

きいろいゾウ

 ・大人の基準って、誰が決めるんだろう。

・そんな美しい言葉が、当たり前で、ありふれていて

・必要なもの・・・

・ただ、もう、泣いている。笑うのと一緒だ。

・私たちはいつだって、大切なときは恥ずかしがりやになった

・彼女は大切なことを何も言わない

【きりこについて】

・「自分」の欲求に、従うこと

・自分のしたいことを、叶えてあげるんは、自分しかいない

【ふくわらい】

・「言葉を、言葉からお考えなのではないでしょうか。」

・定の体は、絶対にそこにあって、それは、定の体以外の、何ものでもないのだ。

【まく子】

・「そ、そのときは、そのとき、初めて、俺は、ちゃんと、傷つくんだし。」

・みんな「話すこと」を欲しがるモンスターみたいだった

・本当のことを言おうとするとき、ぼくはいつも話すのが下手になった。

・みんなで分かるからこそなおさら、その中の自分の「分かる」という気持ちを丁寧に慈しむことが出来た

 

 蜷川実花

蜷川実花になるまで】

・両極のバランスをとることが、私の創造活動においてのキモになっています

 

 野田洋次郎

【ラリルレ論】

・不確かなものにつける理由なんて大体いくらでも出てくる。

・合わないとこは合わないんだよ。許すしかないんだよ

・笑われてもビクともしない歌を僕は唄う

 

 

<は行>

福島正伸

【僕はがんを治した】

・病気は愛の塊 

 

ほしおさなえ

活版印刷日月堂 星たちの栞】

・ひとつに決めてしまうのが怖かったのかもしれない

 

星野源

【蘇える変態】

・生きるとは、自分の限界を超え続けることであり、生きるとは、死ぬまで諦めないことである。

・つまり「変態であること、それはすなわち人間である証明」なのだと思います。

・自分の中の「真っ直ぐの考え」が周りの「真っ直ぐの考え」とズレているだけなのだ

 

 

<ま行>

宮下奈緒 

【たった、それだけ】

・自分はできる、自分はいいことをしている、と思っていると、

【よろこびの歌】

・歌う楽しさなんて、私は知っていたのだろうか?

 

宮本輝吉本ばなな

【人生の道しるべ】

・そう、嫌なものは嫌なままです

・忍耐とか、本当の意味の悲しみといったものを小説で教えてもらうこともできるでしょう。

 

 ムラキテルミ 木村秋則

【地球に生きる私たちにできること】

・読んだり、読みたかった本を、人様に見られるのって

 

群ようこ

かもめ食堂

・自然に囲まれている人がみな幸せになるとは限らないんじゃないかな

・ということは奥さんは逆さ?

 

 

<や行>

椰月美智子

【十二歳】

・何かになれる人はもうこの時点で、その何かに近づいているような気がするから

【14歳の水平線】

・なんで登場人物の気持ちをおれが当てなくちゃいけないっての

【恋愛小説】

・他人に相談したって、結局は自分で決断しなければならないことを知っているから

 

山本文緒

【きっと君は泣く】

・本当のことを言われて怒るようじゃ、まだ椿も子どもだよ

 

 

吉本隆明

【15歳の寺子屋 ひとり】

 せめて文字にして残そうと。

 

よしもとばなな

【アムリタ】

・彼はきっと、泣きたがっているんだ。

・その考えを吐き出すのは、お話を作ることしかないって思った

【王国 その1】

・やりたいと思ったときが、時間のある時なんだ

【王国 その2】

・出し惜しみすると、かえって減っていくから

アナザーワールド 王国 その4】

・だれもだれかを裏切ったり背いたりしないよ

・私の心の奥底には小さなときからずっと同じように、たったひとりでうずくまる場所がある

【サーカスナイト】

・わずらわしくても、つながっていてちょうだい

・ねえ、聞いていいのか迷うときは聞いてみるね

 【チエちゃんと私】

・誰かと必要として、その人なしでは生きられなくなるのがこわかったから

ハゴロモ

・同じような気持ちでそばにいるだけで、語り合う言葉がないほうがかえって通じ合える

・相手をそこまで信じて尊重することなんかできないような気がした

・毎日が新しい朝なんだ・・・・・・

 

 

<ら行>

 

<わ行>