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【生きるとは、自分の物語をつくること】小川洋子 河合隼雄「自分の心の形に合うように、 その人なりに現実を物語化して 記憶にしていくという作業」

【生きるとは、自分の物語をつくること】小川洋子 河合隼雄

 

 

人は、生きていくうえで

難しい現実をどうやって受け入れていくか

ということに直面した時に、

それをありのままの形では到底受け入れがたいので、

自分の心の形に合うように、

その人なりに現実を物語化して

記憶にしていくという作業を、

必ずやっていると思うんです。

 

・・・・・・

 

臨床心理のお仕事は、

自分なりの物語をつくれない人を

作れるように手助けすることだとわたしは思っています。

 

 

 

 

みんな、自分の物語を生きている。

自分だけの物語をつくっている。

 

事実を事実のままにしないで

起こった事実に自分の感情が乗っかって

記憶が出来上がっていく。

 

記憶っていうのは

自分の都合のよいように脚色されるものだから。

 

脚色された部分があることで

自分の物語が完成していくんだ。

 

 

過去にあった辛い記憶が

とらえ方を変えると

幸せな記憶に変わることがある。

 

 

起こったことは変わらないのに。

 

 

それは、

記憶を上書き保存して

何か新しいものを加えたからだ。

 

 

記憶を変えていく。

物語にしていく。

 

 

物語にしていくって

夢のある言い方だよね。

 

 

わたしは、

自分の人生を生きるわたしは

わたしが主人公の物語を生きていると

思っている。

 

物語は死ぬまで続いてく。

死んだ後も、誰かの物語では

わたしは生きているかもしれない。

 

 

過去のことも、

今、現在も

未来のことを

全ては物語になる。

 

 

物語は、自分の世界。

 

 

だから、

自分の都合の良いように

受けとりやすいように

変えてっていいんだ。

 

 

 

一人で出来ないときは

手助けしてくれる人もいる。

 

 

 

忘れちゃいけないのは

手助けしてくれる人がいようと、いないと

あなたの物語の主人公は

あなた以外には存在しないってこと。

 

 

わたしは、

今日どんな物語を生きて

明日はどんな物語を生きていくのだろう。

 

 

生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)

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