ことばの世界

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本ことば072【ハゴロモ】よしもとばなな「相手をそこまで信じて尊重することなんかできないような気がした」

ハゴロモよしもとばなな

 

 私にそれができるだろうか・・・・・・、気持ちをうまく切り替えればなんとかできそうだけれど、相手をそこまで信じて尊重することなんかできないような気がした。社会の観念やこうあるべきという回復のしるしに、ついとらわれてしまう気がした。

 

 

相手を信じるってさ

やりたいよ。

やれる自分でいたいよ。

 

だけど、

待ちきれないことが

けっこうあるんです。

 

 

待つ指標が

世の中の平均で

勝手に構成していることに

自分じゃ気づけない。

 

 

ついつい

「まだなの?」

「いつまで待たせるの?」

「後どれだけで、出来るようになるの?」

と、苛立ちが湧いてくることがある。

 

 

わたしが

ちゃっちゃかと

スピーディーに

動きたい側面があるから。

 

 

 

社会的な指針。

自分の価値観の指針。

 

その両方で

判断の天秤ができあがっているの。

 

もうひとつ、

相手の価値観の指針。

が加わったら、

 

あっち行ったり

こっち行ったりの

2方向ではなくて、

3方向になったら

安定度がアップするかなぁ。

 

 

ハゴロモ (新潮文庫)

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今までの本ことばのまとめはこちら

 

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