言葉の世界

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【光の帝国 常野物語】恩田陸「そうすれば、あんたの背中には草は生えない。」

【光の帝国 常野物語】 恩田陸

 

「毎日を大事に暮らすことさね。しっかり目を開けて、耳も掃除して、目の前の隅っこで起きていることを見逃さないことだね。そうすれば、あんたの背中には草は生えない。草の生えない人間が、世界に生えた草を取ってくれる」

 

 

この草って、

何を象徴しているのだろう?

 

 

自分に対する

人に対する

【ウソ】【偽り】のことなのだろうか。

 

 

たことを

見なかったことにしない。

 

聞いたことを

聞かなかったことにしない。

 

 

見ないふり、

聞かないふりは

ココロにモヤモヤを生み出す。

 

 

やらなかったことは

シコリになっていく。

 

 

そうして、

やらなくてよかった理由を

人は生み出していく。

 

その生み出しに

生産性があるわけがなく

ただの、膿出しにもならず

膿をためていくだけ

ためこんでいく。

 

 

 

自分の小さなウソを

見逃さない。

 

自分に正直に生きる。

 

 

正直な人は

光を浴びさせることができる。

 

 

隠していたウソに

光を当てる。

 

 

 

ウソはウソを重ねていく。

 

ウソのない人生を。

 

 

正直に生きている人は

【草】は生えないのではないのかと

思うのです。

 

 

 

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

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