ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

読書記録075【母脳 母と子のための脳科学】黒川伊保子

【母脳 母と子のための脳科学黒川伊保子

 

 

 

子育て中の真っ只中。
一気読みしました。

 

黒川伊保子さんの著書は、

言葉やことだまに興味があった時に
・いい男は「や行」でねぎらう いい女は「は行」で癒す
・日本語はなぜ美しいのか
・怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか
などを読んでて。

 

最近だと、旦那さんが職場の人におすすめされた本
・妻のトリセツ
も、読んだりしてた。

 

脳の話がいろいろと出てくるから、

わかりやすいし、おもしろくて。

 

今回読んだ『母脳』も、

なるほどー!!!の連続で、

自分の育児をこのままのスタイルでいこう!

の自信にもなったし、

息子を理解することへのサポートにもなった。

 

 

たとえば、

脳は失敗することによって、知恵やセンスを培う。歩き始めた子にとって大事なのは、転ぶことだ。動物は、行動に失敗して痛い思いをすることによって、身体制御の真髄を知るのである。親が失敗を怖れて、手を添えすぎてしまうと、運動音痴や手先の不器用な子になってしまう。

 

先に、先にと

答えを知っている親のわたしが

痛い思いをしないように

カバーしてしまうことは簡単。


でも、それは本人の体験を奪うことにもなる。

 

基本的に、

我が家は「どんどんやれー!」の方針で

大きなケガに繋がることでなければ

(道路に飛びだすとか、高いところから落ちるとか)

極力手を出さないようにしてる。

 

 

息子に「それはダメ」と伝えても

なんでダメなのかわからないし。


だったら、やってみて、

自分でダメな理由を少しずつ

理解してもらったほうが

後が楽になると思うし。

 

 

つまり、「失敗」って

「失敗」じゃないんだよね。


失敗することで

新しいデータをもらって学習できる。

その学習が脳に経験をして積み重なっていく。


自分でやってみないと、わからない。
わからないから、やってみたいだけ。

 

人生最初の実験にできるだけ付き合ってあげたい

二歳児のやることは反抗じゃない。大いなる実験。母の言った通り、息子はほどなくティッシュを引き出すのに飽きたし、コップを倒すのにも飽きた

 

そうそう。

うちも、ティッシュを出しまくることあって。


後で片づければいいだけの話だから

全部だしてOKにしてた。


(いや、はじめは私はイヤだったんだけど

旦那さんがそれを良しとしてて。

それを受け入れざる終えなかったのが功を奏したんだった)

 

どうなるかわからないから

自分でやってみたい。


これからもその好奇心を

尊重していきたいと思いました。

 

 

ま、長男の陸斗(現1歳4か月)は、

水が大好きで

水たまりをみつけるといつもビシャビシャになるし、

水道でも遊びたがるし、

コップの水も「じゃあじゃあ」とこぼすわ、手を入れるわ。

で、冬は風邪ひかないかドキドキするんだけど。

 


着替えがあって、

時間に余裕があるときは、

好き放題にやってもらってる。


水に関しては、まだまだ飽きがこないけど。。。

 

本人はいろんな実験をしてる。

 


自分で考えて、試してみて。

 

1回でやめるのではなくて

何度やっても同じなのか?

またまた、違う結果になるのか?
ちょっとやり方を変えたら

結果も変わるのか?


(本人に聞いたわけじゃないけど、わたしの勝手な想像ね)

 

 

わたしの人生経験からしたら

もうやらなくてもわかるじゃん!とか、

結果がすでに見えてる。ってことも、

からしたら、未知なることばかり。


「自分でやってみよう!」の部分は

できる限り尊重したいし、協力したい。

 


その気持ちが、より増しました。

子育てって、おもしろい。