言葉の世界

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【あと少し、もう少し】瀬尾まいこ「誰にも踏み込まれたくない。俺の中を知られたくない。」

【あと少し、もう少し】 瀬尾まいこ

 

「しつこく誘われるのは面倒だし、もしかしたら走ることも何か意味があるのかなって。まあ、そんな感じで来たんだ」

誰にも踏み込まれたくない。俺の中を知られたくない。ただそれだけの理由でここに来た。ばかばかしいけど、今の俺には何より重要なことだ。

 

 

わたしの中なんて

誰にも知られたくない。

 

知られたくない部分がある。

 

 

知られたくない。

隠ぺいする。

そのことが動機で

行動することがあったって

別にいいんじゃないかと思うんだ。

 

 

知られたくないだって

一生知られたくないのか

今は知られたくないのか

あの人には知られたくないのか

いろいろ。

 

 

わたしは

自分の大事な部分こそ

知られたくないと

隠したくなるところがある。

 

いや、

隠すというよりも

あえて公にしない。

といった方が

ニュアンスとしては

合う気がする。

 

 

すべてを

誰に対しても

出していく必要はないと思うの。

 

 

 

あの人が嫌い。

この人の態度がムカツク。

あの時、悲しかった。

今、イライラした。

 

 

誰これ構わず

自分を全部、隠さずに

出す必要はない。

だからといって

必要以上に隠す必要もない。

 

 

いったい、

どっちなんだい。

と突っ込みたくなるけど。笑

 

 

自分を出すってね

それ相応のエネルギーも

必要になるの。

 

出す相手に

真正面に向かうつもりがないと

いけないと私は考えてる。

 

 

余計なエネルギーを

つかいたくないから。

省エネです。

 

 

 

大事な人だからこそ

大事な部分も見せていく。

 

段階があっていいじゃない。

優先順位やランク付けがあって

当然じゃない。

 

誰にだって

等しく、同じようになんか

できないよ、できるわけないよ。

 

 

 

わたしのことを

本当に知りたい。

と、思ってくれてる人になら

わたしは全だしできるよ。

 

ただの、

興味本位で聞いて

実はどうでもいいとか、

そんなんで聞かれたら

話したくないから

隠すんじゃなくて

ただ、話さないでいるけど。

 

 

そうか。そうだ。

 

「隠す」のと、

「話さない」

というのは違う。

 

 

いつでも出している。

ただ、相手がその出している部分を

見てくれているかどうか。なだけ。

 

 

そして、最後に。

意図して隠したのであれば、

見つけて欲しい裏返しなのかもしれないね。

 

 

あと少し、もう少し (新潮文庫)

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