言葉の世界

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【産む、産まない、産めない】甘糟りり子「具体的な言葉を当てはめたいという欲求が生まれた。」

【産む、産まない、産めない】甘糟りり子

 

寒い夜だったけれど、雄二は汗をかいていた。院内の暖房のせいか、あせりのためか、自分でもわからなかった。前向きなあせり。この奇妙な心の動きをなんと呼んだらいいだろうか。ブログをつけるようになって、自分の気持ちの確認をするくせがついた。今までなら、なんとなく、で済ませていた感覚に、具体的な言葉を当てはめたいという欲求が生まれた。

 

 

ブログを書くって

自分を客観視できるんだよね。

 

ブログじゃなくて

ノートに書く。でも

何でもいいんだけど。

 

 

心の中にあるものを

文字として外に出すことは

自分へのフィードバックになる。

 

 

文字にして

わかることがある。

 

 

文字にできない。

言葉にできない。

ってこともあるけど

それでも、

文字に、言葉にするんだ。

 

 

自分と自分との確認作業。

 

 

 

なんとなくで

終わらせないで

自分と対面していけるの。

書いていくと。

 

 

書いているうちに

片隅に潜んでいたものが

前に現れてきてくれることがある。

 

目の前がクリアになっていく瞬間。

 

 

クリアになるのは

見つけて嬉しいこともあれば

見つけて苦しくなることもある。

 

 

でも、

結果的には

ぜんぶ、自分を知るよろこびになるの。

 

 

 

だって

自分を生きているんだもん。

 

 

 

今、何を感じた?

今、何を抱えてる?

 

 

自分に詰まっているものを

言葉化していくって

自分とのお付き合いの中で

大事なことだと思うのです。

 

 

産む、産まない、産めない (講談社文庫)

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