2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
【自分の好きな世界を追求すること】 好き と 嫌い って自分の感覚でしかなくて。 誰が何を言っても自分が感じたものは誰にも確かめられなくて自分でしか確信がとれない。 その、感覚に敏感であるのかどうか。 敏感でありすぎても空気を察知しては空気感を優…
【ハゴロモ】よしもとばなな 「同じような気持ちでそばにいるだけで、語り合う言葉がないほうがかえって通じ合えるということのすばらしさを私はその歳にしてもう知っていたみたい。」 言葉がなくってもいい。 言葉がないほうが通じ合えることがある。 そば…
【キアズマ】 近藤史恵 確かなことがひとつだけある。 俺には櫻井の見ている景色は見えないし、櫻井がなにに突き動かされて走るのかもわからない。だが、一方で櫻井にも俺の見てきたものは見えないし、俺がどうして競技をやめるのかはわからないだろう。 櫻…
【ボールのようなことば】糸井重里 ちょっとずつだけ、ちょっとだけ変わる。 変わってないじゃないかと思えるような時期もある。 うわぁ、すっかり変わっちゃったと思える日もある。 行ったり戻ったり、足踏みしたりしながら、 あるとき「もう、変わったって…
【きいろいゾウ】 西加奈子 僕がツマのことを好きだと思うのは、こういうときだ。もう二十歳をとうに過ぎているのに、幼稚園の女の子のように泣く。うえーん、うえーん、とそれはそれにたくましい。女の人に泣かれると、たいていの男は弱い。僕もそうだ。何…
今のわたしも 充分すてき(なはず) とうてい すてきとは 思えなくて 凹んだり やさぐれるほうが 多いけど できない自分に 落ち込んで できない自分に 会いたくなくて 動くことすらしなくなる すると どんどんと 理想から離れてく あれ? あれ? あれれれれ…
【サーカスナイト】よしもとばなな つながりのない生き方はよくないよ、せめて私たちとはつながっていて、と義母はいつも私に言う。 自由なのはいい、うんといいことだ、でもだれともつながっていない、いつ切れるかわからないようなつきあいばかりの人生は…
【ハーモニーの幸せ】田口ランディ 女性がいつまでも女性的魅力を失わないこと。その意味を再び考えた。 命の伝承をする人たちは、みな、ある「色気と品位」をもっている。この二つは矛盾するように思えるけれど、実は同時に立ち上がる力だ。品位とは色気で…
【あしたはひとりにしてくれ】竹宮ゆゆこ もしかしたら、これらは全部、自分のだ。持っていても、いいものだ。もらいながら、与えながら、大事に抱きかかえていてもいいものだ。 (・・・・・・ごめんな。満ち足りている俺を、許してくれ) 「満ち足りてる俺…
【かもめ食堂】 群ようこ 「自然に囲まれている人がみな幸せになるとは限らないんじゃないかな。どこに住んでいても、どこにいてもその人次第なんですよ。その人がどうするかが問題なんです。しゃんとした人は、どんなところでもしゃんとしていて、だめな人…
【蘇える変態】 星野源 「一部の人だけ聴いてくれればいい」なんてツマラナイことは死んでも言わん。「どんな方法でもいいから売れたい」なんて恥ずかしいことは死んでも思わん。自分が面白いと思ったことを満足いくまで探りながら、できるだけたくさんの人…
人と関わることが 億劫になって ひとりになりたかった 人と会うことが イヤになってた 会うと その人と会っていたころの わたしに 引き戻されるから 昔と 未来との ギャップがありすぎて 自分の位置を見失う 人が変わるときは 一瞬だ。 って言うけども わた…
【僕はがんを治した】 福島正伸 「病気は愛の塊。いろいろ教えてくれる。好きなことを追及しなさい。それは楽しいこと、愛に溢れたこと、そして笑顔がいっぱいになること。 すべてに気づき、すべてを味方にして、すべてを生かす。そのためにいろいろな工夫を…
「わくわくすることをしよう」 よく耳にするし 実際、「わくわく」は 大事な要素でもあると思うのに。 「わくわく」することを しようとすると 気持ちがついていかなくて ツラくなっていく。 無理矢理 気持ちを持ち上げて わくわくさせようとしちゃう それっ…
ことばを どうやってとらえるか。 同じことばでも 全然ちがう 受けとり方をする わたしたち。 違う感覚を 同じことばで どうやって 表現すればいいのやら。 絵や音楽のほうが 伝わることが あるのかもしれない。 それでも、 ことばの可能性にふれたくて 今日…