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本ことば110【僕はがんを治した】福島正伸

【僕はがんを治した】福島正伸

 

でも、大切なのは私自身のあり方だろうと思った。私自身がどのように受け止めているか、私自身が前向きに受け止め、生きる意欲を今まで以上に高めることが。

 

病気を宣告されたときに、どう受け止めるのか。

 

事実は、事実だけど、

解釈の仕方は、その人にゆだねられている。

 

自由に想像して、創造していける。

 

 

「もう、だめだ」と思ってしまうのか

「では、何ができるのか」と次へと進むのか。

 

 

 

病気のことって、たいていの人は知識がないこと。

 

どんな症状が出るのか。はもちろん

どんな治療法があるのか。も知らない。

 

 

知らないから、医者任せになる。

 

 

「全部、先生の言う通りにします」と

委ねてしまう。

 

 

 

それで、あなたの人生はいいの?ってこと。

 

 

自分の身体のこと、

自分の人生のこと、

人に任せて、それで大丈夫なの?

 

 

 

どんな治療を受けたいのか。

 

それを言うには、

自分がどんな人生を歩みたいのかが

わからないと言えないかもしれない。

 

 

 

そして、

たまたま行った病院の、

そのお医者さんに治療をすべて任せていいのか。も

考える必要があると思う。

 

 

そのお医者さんがいけない。というわけではなくて、

自分との相性はどうか。もあるし、

専門分野はどうなのか。や

きちんとコミュニケーションがとれるのか。など、

大事なポイントはいくつだってある。

 

 

 

そのお医者さんが

「絶対に治りません」と言ったらどうするか?

 

 

その言葉を全部信じて、あきらめる?

 

 

 

そのお医者さんの経験では治らないと判断するかもしれない。

でも、他の経験をしたお医者さんが診たら、違う診断をすることは多々あるってことを

知っていなければいけないんだ。

 

 

 

 

お医者さんは、パートナー。

 

自分の在り方が

お医者さんとの付き合い方をも決めるから。

 

 

 

生きているんだもん。

生きる希望をもって、生きていきたいよね。

 

 

37の病院・医師をまわり 僕はがんを治した

37の病院・医師をまわり 僕はがんを治した

 

 

 

 

 

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