【ひとつの鍋から幸せひろがる 野菜たっぷり重ね煮レシピ】船越康弘/船越かおり ひとつの鍋から幸せひろがる 野菜たっぷり重ね煮レシピ 作者: 船越康弘/船越かおり 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2007/10/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 2人 …
【ラリルレ論】野田洋次郎 いつだって誰かの必死な姿は、 どこかの誰かにとっては格好の笑いものだ。 笑われるっていうのは、 それだけ無茶なことに挑んでるということだ。 それだけまっすぐだということだ。 それを直視できないんだ、笑う者は。 思わず眼を…
【和菓子のアン】坂木司 ずっとずっと昔から、時間は途切れなく続いている。その時間の別名を、歴史という。だとすると、いつか私だって自動的に歴史の一部になる。本には残らない名もなき人生だとは思うけど、食べることでお菓子を次の世代へ残していけたら…
【犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方】ひすいこたろう 犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方 ものの見方クイズ (祥伝社黄金文庫) 作者: ひすいこたろう 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2018/07/12 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る…
なーんだ わたしの居場所は いつでも、ここにあったんだ 大好きなあの人との繋がりは あの場がなければ 途切れてしまうとどこかで不安だった あの人は 離れたとしても わたしが、わたしでいられることを 誰よりも願って 応援してれるとわかりながらも 物質的…
【ハゴロモ】よしもとばなな そう、気づくと私は朝のきれいな光に照らされて、連れてきた猫だけが、東京での生活のままにごはんをねだって顔をすり寄せてくる。ここはどこだ? と何回も思った。ふるさとなのに実家ではない場所で目覚めている。自分がどこで…
【キュア】田口ランディ 僕は死ぬ運命なのか。嘘をつけ。どんな人間だろうと、必ず死ぬじゃないか。 身体が燃える。熱い。灼熱地獄だ。そのうえ寒けがする。熱を出しているのは細胞の中にいるミトコンドリアだ。遥か昔に寄生したウィルスが、六十兆の細胞の…
【何者】浅井リョウ 何者 (新潮文庫) 作者: 朝井リョウ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/06/26 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (24件) を見る 読んでて ハラハラドキドキした。 人の駆け引きっていうのかな。 そういうの、嫌いじゃない。 後、 …
【深呼吸の必要】長田弘 深呼吸の必要 (ハルキ文庫) 作者: 長田弘 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2018/10/11 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 吸い寄せられるかのように 本屋さんの平積みから この一冊をとって、即購入。 いつもだっ…
【神様のボート】江國香織 「先生っていうものは、だいたい言葉の使い方が上手なんだから」 言葉は危険なのだとママは言う。言葉で心に触られたと感じたら、心の、それまで誰にも触られたことのない場所に触られたと感じてしまったら、それはもう「アウト」…
【看る力 アガワ流介護入門】阿川佐和子・大塚宣夫 看る力 アガワ流介護入門 (文春新書) 作者: 阿川佐和子,大塚宣夫 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/06/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 介護って どんなイメージを持ちますか…
【まく子】西加奈子 誰も、明らかに説明不足のぼくを責めなかった。ぼくたちは言いようのない共感の中にあった。それは言葉では追い付かないものだった。それぞれの想いを、それぞれで分け与えているような感覚は、でも、かえってそれぞれの体がひとつである…
【きりこについて】西加奈子 「あたしは、自分のおっぱいと、足が綺麗やと思うから、出してんの。それをなんで、襲ってくれ言うてるなんて、思われなあかんの?」 「でも・・・・・・、ほら、もうちょっと・・・・・・」 「何?あんたらみたいな服着れ言うて…
【彼女について】よしもとばなな 彼女について (文春文庫) 作者: よしもとばなな 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2011/06/10 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (16件) を見る 現実って、 どこから現実なのか 線を引くことは…
【14歳の水平線】椰月美智子 「そもそもさ、国語の文章問題とかって、わけわかんなくね?なんで登場人物の気持ちをおれが当てなくちゃいけないっての。好き勝手に自由に読ませてほしいよ、まったく」 おれの言葉に、ミラクルが再度深くうなずく。国語の文…
【小説は君のためにある】藤谷治 小説は君のためにある (ちくまプリマー新書) 作者: 藤谷治 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/09/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 小説は 本と私との 秘密話をしているから 好きなんだ! 私だけの世界に…
【アナザー・ワールド 王国 その4】よしもとばなな 私の心の奥底には小さなときからずっと同じように、たったひとりでうずくまる場所がある。そういうのをこの人も持っている、そういう人だった。 うずくまる場所。 わたしも、もっている。 海の底に潜って …
【ていねいなのに伝わらない「話せばわかる」症候群】北川達夫・平田オリザ ていねいなのに伝わらない「話せばわかる」症候群 (日経ビジネス人文庫) 作者: 北川達夫,平田オリザ 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2013/01/09 メディア: 文庫 この…
【恋愛小説】椰月美智子 映子自身、自分の悩みを他人に相談するタイプではない。他人に相談したって、結局は自分が決断しなければならないことを知っているから。どちらかと言えば美緒も映子に近いものがある。 けれど! 天下の甘ったれの美緒は、とりあえず…
【異性】角田光代・穂村弘 異性 (河出文庫) 作者: 角田光代,穂村弘 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/11/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 2人の掛け合いが面白い! 男のあるある。 女のあるある。 角田さんが 女代表として …
【思いを伝えるということ】 大宮エリー 輪ではなくなったドーナツの穴を見つめながら、 「輪だったものが途切れるところに、なんか面白みを感じるの」 と、美和子が言った。西島は、なんとなく美和子の言わんとしている感覚的なことが、分かるような気がし…
【夫のちんぽが入らない】こだま 夫のちんぽが入らない (講談社文庫) 作者: こだま 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/09/14 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る いや、まぁ 興味をそそる 刺激的なタイトルだこと。 題名買いしました。 帯には ”…
【神様のボート】江國香織 でも桃井先生にいわせると、ある場所で浮かないこととある場所に馴染むことと全然別であるらしい。 ――きみは馴染まないね。 先生によくそう言われた。浮かないけれど、馴染みもしない。それは悪いことではないけれど、ときとしてま…
【ぞうきん一枚で人生が輝くそうじ力】船越耕太 ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力 作者: 船越耕太 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2016/03/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る トイレ掃除が 自分のココロを美しくしてくれ…
【ツナグ】 辻村深月 狐につつまれたような気分のまま返事をすると、「そ」と頷いた彼女が、去り際に微笑んだ。 「世の中が不公平なんて当たり前だよ。みんなに平等に不平等。フェアなんて誰にとっても存在しない」 平等に不平等。 平等なのに不平等? 平等…
【吹上奇譚】吉本ばなな 吹上奇譚 第一話 ミミとこだち 作者: 吉本ばなな 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/10/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 【奇譚】 何て読むのか、 本を読み終わってから やっと調べた。笑 奇譚(きたん)…
【ハーモニーの幸せ】田口ランディ 他人を思い通りにしたい私がいる。自分のイメージの屋久島を相手に押し付けようとしている私だ。そして、怒られるとすぐにふてくされる私がいる。「だったら、もういい」と関係を切ることで物事を決着させてしまう友達。ど…
【幕が上がる】平田オリザ 幕が上がる (講談社文庫) 作者: 平田オリザ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/12/12 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (22件) を見る たまたま、 Amazonプライムで 「幕が上がる」を観た。 自分の高校時代の青春とダブっ…
【本当に自分の人生を生きることを考え始めた人たちへ】銀色夏生 話すこと、表現すること、それを聞くこと、見ること、それによって、自然にいろんなことがむくむくと育って、世界のかたちは変わっていくような気がします。 そして僕も、今までどおり、自分…
【海が見える家】はらだみずき 海が見える家 (小学館文庫) 作者: はらだみずき 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/08/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 仕事は 何のためにやるのだろう? どこからが 仕事で どこからが 趣味に なるのだろう…