ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

読書記録45【ていねいなのに伝わらない「話せばわかる」症候群】北川達夫・平田オリザ

【ていねいなのに伝わらない「話せばわかる」症候群】北川達夫・平田オリザ

 

 

相手と自分は同じじゃない。

どこかに正解があるわけじゃない。

 

だけど、

日本の教育は

「正解」がある。

前提なことがほとんど。

 

 

算数の計算式のように

人×人にも

ひとつの答えがあると

思い込んでいく。

 

 

ないのに。

あるわけないのに。

 

 

 

質問をされたら

その相手が求めているであろう

【正しい】答えを探して答える。

 

もう、これ、自動反応。

 

 

 

「自由にやっていいよ」と言われたら

「本当に自由にやっていいのか?」

と、混乱していくの。

 

 

経験上で

自由にやったら

その後に、総評があって

結果、優劣をつけられる経験をしていたり。

 

すると、

「あー、やっぱりあれが正しかったのか」

と、学んでいく。

 

 

【正しさ】はないのに。

 

 

 

【正解】はない。

人と人は違うから。

 

違うんだから

全てをわかりあえるわけでもない。

 

 

わからないから

わかろうとする。

 

 

言語の前提だって

違うんから

同じ言葉を話していても

全部が通じることなんてない。

 

 

ああ、

めっちゃ爽快な気持ちになりました。

 

平田オリザさん、

ただ今、ブームです。

 

 

 

kotoba-no-sekai.hatenablog.com