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本ことば112【本当に自分の人生を生きることを考え始めた人たちへ】銀色夏生

【本当に自分の人生を生きることを考え始めた人たちへ】 銀色夏生

 

365日周期は地球が太陽の周りを回る一周と対応している自然のリズムですから、とても大事なものです。しかし、今のグレゴリア暦(西暦)では、毎日の日数が不規則なので、地球のリズムと生活のリズムが調和しにくく出来ています。

そのようなカレンダーをほぼ全人類が受け入れ続けていることで、人工的なリズム、人間社会を中心としたリズムに意識も生活様式も傾いてしまったり、不規則な時間感覚によってバイオリズムが乱れたり、自然と切り離されている不安感から抜け出せなかったり。

 

 

 

女性として生まれてきて

月経を経験した。

 

なんで、始まりから月経なの?って

上の文章との関わりが遠くみえるかもしれない。

 

 

でも、わたしが

グレゴリア暦ではなくて

地球のリズムを意識したのは

月経がきっかけだった。

 

 

今、わたし達がつかう

一般的なカレンダーは

月火水木金土日と続いている

グレゴリア暦のカレンダー。

 

 

これって、

男性社会のリズムを意識して

つくられたものでもあるらしい。

 

 

そもそも、

男性と女性の違いって

いたるところにあるんだけど

違いのひとつにホルモンの分泌がある。

 

 

男性は、

テストステロンっていう

男性ホルモン。

 

 

女性は

エストロゲン

プロゲステロンっていう

女性ホルモン。

 

男性は1つなんだけど

女性は2つある。

 

(細かくいえば、女性も男性ホルモンあるし、

反対ももちろんあるよ)

 

 

何が言いたいかってね

ホルモンの関係によって、

 

男性はひとつのことに

ビューっと向かっていって

(それこそ疲れ切るまでね)

その後休む。

一直線のリズム。

 

 

女性は

波打ってるリズムだから

やる気のある時、ない時がある。

 

 

今のカレンダーは

男性に適したカレンダー。

 

月~金まで思いっきり働いて

土日で休む。

 

 

これに、女性が適応しようとすると、

無理が生じる。

 

 

子宮系の疾患とか

生理不順が起きるのね。

 

 

あれ、なんだか

説明チックな真面目な話になってるね。

 

 

 

女ってね、

月経のときには休みたいんだよ。

 

それは、

グレゴリア暦のカレンダーに従って生きてたら

難しいんだよ。

 

自分の感度が下がっていく。

 

 

月経っていうくらいだから

女の生理って、月のリズムと

密接なかかわりがあるんだ。

 

月は、

新月から満月になり、また新月になる。

 

常にカタチが変化していくもの。

 

 

その月のリズムと共に生きるとね

女性って生きやすいと思うんだ。

 

 

というか、

わたしがそうだもの。

 

 

月のリズムは

自然のリズムだから。

 

 

そうして、

自然のリズムになっていく

わたしのカラダは

自然のリズムとわたしのリズムが

うまく融合して

わたしのオリジナルリズムが完成されてく。

 

 

人工的につくられたリズムも便利だけど、

それだけが絶対じゃないし、

自分のリズムを大事にしたほうが

生きるのに優しいと思うんだよね。

 

 

 

 

 

 今までの本ことばのまとめはこちら。

kotoba-no-sekai.hatenablog.com