ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

本ことば030【ラリルレ論】野田洋次郎「合わないとこは合わないんだよ。 許すしかないんだよ」

【ラリルレ論】 野田洋次郎

 

「合わないとこは合わないんだよ。

 許すしかないんだよ」

 

こんな言葉をかけられた。ほんとそうだ。

これがわかってれば、きっと大丈夫なのに。

 

僕らはどれだけ相手に、期待して生きてるんだろう。誰かにわかってほしいんだろう。

人は皆違うからと言いながら、言い争いや喧嘩を繰り返す。

 

人は皆違うから、せめて大切なあなたにはわかってもらいたい。

僕が大事にするものを理解してもらいたい。自分、自分。そんなエゴがいるんだろう。

 

でも僕らは期待せずに生きずにはいられない。人間だから。わかってもらえた時の喜びを知ってるから。明日を生きなきゃいけないんだ。

明日を生きるのに必要なものは希望なんて言うと少し大げさだけど、それはほんのちょっとの期待なのかも。

 

 

 

誰もが

自分とは違うってわかっている。

 

わかってるけど

わかってほしい気持ちが

ニョキニョキと顔を出すことがある。

 

 

自分が大事にしてる価値観を

わたしが大事なあなただからこそ

あなたにも大事と思ってほしい。

 

共有したくなる時がある。

 

 

 

人はすべてにおいて

わかりあうことは不可能だ。

 

 

でも、

一瞬だけど

わかりあえる瞬間が

やってくることがある。

 

 

その後に

またわかりあえなくなるんだけど。。。

 

 

その、たった一瞬のために

わかりあえる喜びのために

わたしは生きているのかもしれない。

 

 

 

そして

自分の気持ちを自分でわかってあげると

相手に強要することが

少なくなった今がある。

 

 

自分は自分で生きているという自信

そこに

好きな人たちがいる喜び。

 

 

自分と違うからこその

彩りを添えてもらってることがわかって

なんだかね

それだけで幸せにもなれるんだ。

 

 

 

ラリルレ論

ラリルレ論

 

 

読書記録10【MIRACLE】あーす・じぷしー

【MIRACLE】あーす・じぷしー

 

人生のおともになる本。

 

ただの本ではありません。

何かあると、この本をひらいて

メッセージをもらいながら

対話しています。

 

ミラクル 奇跡の毎日が始まる

ミラクル 奇跡の毎日が始まる

 

 

 

自分に質問をして

その答えをもらうために

どこかのページをひらきます。

 

 

すると、

ピッタリのメッセージを

この本がくれるんです。

 

 

9月末に

MIRACLEの使い方を

あーすじぷしーの二人が

教えてくれるセミナーがありました。

 

チャンス!と参加してきました。

 

 

 

自分とつながる本でした。

 

 

わたしはわたしでしかなくて

わたしにくっついてる所有物は

わたしそのものではない。

 

わたしの名前

わたしの家

わたしの職業

わたしの洋服

 

わたしの(MY)は、

わたしそのものではない。

 

 

 

同じように

わたしを(ME)も

わたしそのものではない。

 

わたしの性格

わたしの考え方

わたしの行動

 

これも、

付属品。

 

 

 

ほんとうのわたしは

I(アイ)のわたし。

 

どんな場所にいても

どんな性格でも

わたしがワクワクする。

その感覚は、

そとの条件に左右されない。

 

 

わたしは、わたし。

 

 

そのわたしとつながると

人生、世界が

自然に流れだし

動き出して

MIRACLEがより起こっていく。

 

 

 

大事な、大事な本です。

 

 

あーすじぷしーの

初のこちらの本も必読です。

 

 

kotoba-no-sekai.hatenablog.com

 

 

 

後、

 山川ご夫妻と、あーすじぷしーの本。

受け入れの法則も、おすすめです。

引き寄せではなくて、受け入れ。です。

受け入れの法則

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  • 作者: 山川紘矢,山川亜希子,あーす・じぷしー Naho & Maho
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「ぬ」の詩【めとぬ】

「め」と「ぬ」

 

ふたりは双子?

それとも兄弟?

 

 

「め」はストレート

真っすぐなお兄ちゃん。

 

「ぬ」は

くるっと最後にひとひねりする

癖のある、おとうとくん。

 

 

このまま行くようで

一度方向転換。

 

 

全部一緒は嫌なんだ。

少しくらい脇道にそれて

探検してから

家に帰りたい。

 

 

おまけの

ブタのしっぽのような

一回りがかわいいでしょ。

 

 

それが、

「ぬ」のチャームポイントなんだ。

 

 

 

本ことば029【つるかめ助産院】小川糸「先生の口から当たり前のように語られる自由な発想がうらやましかった」

【つるかめ助産院】 小川糸

 

先生の口から当たり前のように語られる自由な発想がうらやましかった。そして、自分の先生のようにたくましくなりたい、と強く思った。今までずっとしがみついて生きてきた私のこだわりなんて、先生の言葉の前では、軽く吹っ飛んでしまう。

 

「こだわり」って

一体、なんなのだろうか?

 

 

そこに引っかかるわたしは

何かしらの「こだわり」を

抱えてる気がしてならず

ちょっとだけ憂鬱になった。

 

 

 

「こだわる」ことと

「自分の核」があること。

 

似ているようで

だいぶ異なる。

 

 

 

 

わたしは、

自分を生きている、

ゆずれないものを持ちながら

柔軟にしている

その姿が好き。

 

 

 

「自分の核」があるって、

中に一本芯があって

外はやわらかい。

 

 

 

「こだわり」のある人って、

外にしがみついている。

 

変わっていく何かに

しがみつくから

変化を拒み、

頑なになっていく。

 

 

外にあるものだけを

頼りにすると

不自由になっていく。

 

 

自分の意思でなく、

外の環境に左右されていくから。

 

 

 

自分のココロは自由だ。

誰にも咎めることはできない。

 

 

 

自由な人は

発想にしばりがない。

 

ココロの航海を

たのしめるんだ。

 

自分次第のものだから。

 

 

 

「こだわる」のなら、

自分の生き方そのものに

こだわっていきたい。

 

 

つるかめ助産院 (集英社文庫)

つるかめ助産院 (集英社文庫)

 

 

新しい言葉4【耽美】

 

 耽美(たんび)

 

こんな言葉を使う人が

それこそ、大和なでしこのようで

美しいのではないだろうか?

 

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耽美の「耽」は

初めてお目にかかりました。

 

 

「耽」はどんな子かといいますと、

  1.  
    〗 タン・ふける
       
    度をすごしてたのしむ。夢中になる。ふける。

 

 なるほど!

 

 

「物思いにふける」

のふけるは「耽ける」。

 

だから、意味は

「悩みごとや心配ごとなどについて

 一心に考え込むこと。」になる。

 

なぁんだ、

「耽」を知らなかっただけで

使っていたんですね。

 

 

 

わたしも、女性ですから。

美しくありたいものです。

 

美しさを追及していくことは

自分の美的感覚を育てること。

 

 

「耽美」を

言葉のリストにいれて

使っていく女性になります。

読書記録9【サーカスの夜に】小川糸

【サーカスの夜に】小川糸

 

自分のことで

変えられるところと

変えられないところがある。

 

 

主人公の少年は

13歳だけど

見た目は10歳のままで

それ以上、身長が伸びることはない。

 

 

ずっと

小さいままで

成長していく。

 

 

その小さいところを

自分だと受け入れ

活かしていくこと。

 

 

自分を生きる物語。

 

 

だけど、

人はひとりで生きていけるはずもない。

 

 

幼いころに

一度だけみたサーカスに憧れた少年は

自ら、サーカスの団員になりたいと

家を出て、サーカス団へ飛び込んだ。

 

 

身長を伸ばすことはできないけれど

今いる場所を変えることはできる。

 

 

 

サーカス団にはいり

自分の役割をみつけていく。

 

 

 

誰かが教えてくれるものでも

誰かが与えてくれるものでもない。

 

 

自分でつかみにいかない限り

自分の居場所なんてないんだ。

 

 

 

自分をあきらめない事。

どんな時だって。

 

 

過去を振り返れば

後悔だってあるだろう。

 

未来を見通せば

恐怖だってあるだろう。

 

 

それでも

ただひたむきに

今を生き

未来へとつないでいくんだ。

 

 

いつも

自信満々なわけでもない。

 

怖さを抱えながら

怖さすらも味方にして

挑戦していく。

 

 

それでいいんだと思う。

 

 

怖さも必要だ。

 

ビビッて立ちすくんで

なにも動けなくなってしまったら

怖さが敵になっているとき。

 

怖いけれど、

だからこそ、慎重に

でも、勇敢に

綱渡りをするように

前をみながら

一歩ずつ進んでいけたら。。。

 

その時は

怖さも自分の一部となり

進む道を応援してくれてるはずだから。

 

 

 

 

サーカスの夜に (新潮文庫)

サーカスの夜に (新潮文庫)

 

 

 

本ことば028【地球に生きる私たちにできること】ムラキテルミ 木村秋則「読んだり、読みたかった本を、人様に見られるのって」

【地球に生きる私たちにできること】 ムラキテルミ 木村秋則

 

読んだり、読みたかった本を、人様に見られるのって、裸を見られるより恥ずかしいかも・・・・・・と、聖書と広辞苑を残し、処分しました。

 

 

本の好みって、

その人を表してくれるよね。

 

 

人の本棚を見ると、

その人がどんな人かが想像できるから。

 

 

 

どんなジャンルの本を読んでるのか。

 

恋愛小説?

ミステリー小説?

SF小説

 

それとも、

漫画をいっぱい読んでる?

 

 

またもや、

哲学的な本でいっぱい?

 

 

 

まるで、

自分の頭の中をのぞかれてるような

気持ちになる。

 

 

 

たまに、

人が読んでる本を見て

 

『えっ、この人、こんな本読むの!?』

なーんて、意外に思ったことあるもの。

 

 

反対にね、

前に会社の同僚を話してて

 

「わたしが漫画よく読むよ~」

なんて言ったら

 

わたしに対して

「一切漫画読まないと思ってた」

と言われたこともあります。笑

 

 

 

読んでる本から垣間見る、その人の中身。

 

確かに、

裸を見られるより恥ずかしくなる感覚もあるんだろうな。

 

 

見えない頭の中身は

読んでいる本という

実在するものを通して

知っていくことができるんですね。

 

 

 

地球に生きる 私たちにできること

地球に生きる 私たちにできること