ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

新しい言葉たち

新しい言葉5【轍(わだち)】

聞いたことはあるのに 意味がわかってない なんとなくの言葉が けっこう多いものです。 知らなくても 前後の文で ニュアンスがわかるから ひとつ、ひとつの意味まで きちんと調べることはなかった。 ひとつ、ひとつの意味を調べると 今度は文章が読めなくな…

新しい言葉4【耽美】

耽美(たんび) こんな言葉を使う人が それこそ、大和なでしこのようで 美しいのではないだろうか? 耽美の「耽」は 初めてお目にかかりました。 「耽」はどんな子かといいますと、 〖耽〗 タン・ふける 度をすごしてたのしむ。夢中になる。ふける。 なるほ…

新しい言葉3【アバンチュール】

今日、職場で急に出てきた言葉。 「アバンチュール」 「アバンチュールなひとときを 過ごしましょうよ。」 じゃあないけれど、 そんな冗談を話してました。 あ、職場は 老人保健施設です。 リハビリ室で、リハビリをしています。 作業療法士さんが、 利用者…

新しい言葉2【鷹揚(おうよう)】

知らないを知っていくって うれしくなる。 知らないことは 恥ずかしいことじゃなくて うれしいこと。 今日、覚えた言葉は【鷹揚】 まず、読めなかった。 「おうよう」と聞いたら 「応用」しかバリエーションがなかった わたしの頭ん中。 鷹揚。 なんだか、気…

新しい言葉1【朴念仁(ぼくねんじん)】

ぼくねんじん。 よしもとばななさんの 「サーカスナイト」を読んでいたら 出会った新しい言葉。 知らない言葉も 前後の文を読んでいると 今はだいたいわかったりするもの。 言葉の雰囲気、顔いろで どんな言葉の人柄かを 読み取っていく。 それでも、 その中…