ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

2018-01-01から1年間の記事一覧

読書記録27【木洩れ日に泳ぐ魚】恩田陸

【木洩れ日に泳ぐ魚】恩田陸 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/11/10 メディア: 文庫 クリック: 6回 この商品を含むブログ (26件) を見る ハイスピードで進んでいくように 物語に引き込まれて一気読み。 だ…

【目次】読書記録

【読んだ本たちの記録】 2019.3.16 更新 01.【EARTH GYPSY】あーす・じぷしー 02.【「分かりやすい表現」の技術ー意図を正しく伝えるための16のルール】藤沢晃治 03.【妻に龍が尽きまして・・・】小野寺S一貴 04.【私のこと、好きだった?】林真理子 05.【…

読書記録26【大切なことはすべて日常のなかにある】やましたひでこ、おのころ心平

【大切なことはすべて日常のなかにある】やましたひでこ、おのころ心平 大切なことはすべて日常のなかにある 作者: やましたひでこ,おのころ心平 出版社/メーカー: かんき出版 発売日: 2016/12/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る わたしたち…

本ことば067【男ともだち】千早茜「本当にそう思うなら、別れた新しい男を探せばいいのにと口にださずに思う」

【男ともだち】 千早茜 そもそも家を空けることに限らず、彰人に何かを強制されたりしたことはほとんどない。「結婚したらそうはいかないよ」と既婚者の友人たちからよく言われる。その後には必ずといっていいほど「優しくて理解のある彼氏がいていいね」と…

本ことば066【きりこについて】西加奈子「「自分」の欲求に、従うこと」

【きりこについて】 西加奈子 言い忘れたが、ちせちゃんときりこは、友達になった。 ふたりは約束した。 「自分」の欲求に、従うこと。思うように生きること。誰かに「おかしい」といわれても、「誰か」は「自分」ではないのだから、気にしないこと。 「自分…

読書記録25【ツバキ文具店】小川糸

【ツバキ文具店】小川糸 ツバキ文具店 (幻冬舎文庫) 作者: 小川糸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2018/08/03 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る ツバキ文具店 作者: 小川糸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/04/21 メディア: 単行本 この商…

読書記録24【小泉放談】小泉今日子

【小泉放談】小泉今日子 小泉放談 (宝島社文庫) 作者: 小泉今日子 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2017/12/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (10件) を見る まだ30歳。 けれども、気になる50歳。 20代のころは 50歳はまだまだ遠いと思ってた。 若い…

正解がない道を、わたしの足で歩んでいく

ふとしたことを大事にしていい 大事にしたほうがいい わたしが言ったら場にそぐわないとかの想像は無意味でその場に必要だからいるだけのこと だったら感じたことを言えばいい 感じたことを言うのは怖いよ どこからが相手のことを想ってて どこからがただの…

読書記録23【塔と重力】上田岳弘

【塔と重力】上田岳弘 塔と重力 作者: 上田岳弘 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/07/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 友達に進められて読んだ本。 自分だったら、選ぶことのなかった一冊。 読んでいる最中から どこか、置いて…

読書記録22【目もと隠して、オトナのはなし】Lily

【目もと隠して、オトナのはなし】Lily 目もと隠して、オトナのはなし 作者: Lily 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2018/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る サブタイトルは 【30代も半ば、シガラミと恋、ここは東京】 去年、結婚をし 今年…

青天井な可能性を生きる

空を見上げると自分の可能性は無限大だ!って、教えてもらうような気がする。 「青天井」は、まさに、その言葉だなぁ。 『わたしは、ここまでだ。』と、自分で線を引くことはいくらでもできて。 わたしはいっぱい、いっぱーーーーい線を引きまくってきた。 …

勇気をもらうってこと

やりたいことをやってみる その、やりたいことは実はさ勇気がなくてやってみたいことに成り下がっていたかもしれない 自信がなくてやりないことと離れていたかもしれない やれない理由を出すのはやりたい理由を出すよりも実は簡単で だからこそやりたいこと…

ばらばらな統一感

ぜんぶがきちーっとそろってなくてもそれでいい バラバラなのになぜか一体感がある不思議だよね みんなが同じ方向見てなくても実はまとまりがあってひとつのものに進んでいることがあるということ 個性をいかす才能をいかす わたしにしかできないことあなた…

待ってみる。見つめてみる。

待ってみる観察してると見えてなかったことが見えてくるタイミングがあったりするんだよ 同じものでも見方を変えると違うものにも見えちゃう不思議 いつもパッと見てだけの判断になるわたしの場合は、ゆっくり、じっくりと見ることが必要だったりする じーっ…

旅の魔法

旅に出るとそこには、出会いがあるはじめましてから仲良くなるまでに時間がかからないのは旅の魔法なのかもしれないな もしかしたら、 同じ時に 同じ場所に 惹かれあったからこそ。 その偶然という名の必然に 運命を感じるのかもしれないね。

頑張っても動けないとき

できないことが くるしくて みんなが 頑張ってるときに 頑張りきれてない自分が すんごくイヤになって 頑張らない自分から 頑張ろう!頑張ろう!と チカラを振り絞ろうとすると もっと苦しくなっていくの 頑張りたいのに 頑張らない自分 やればできるのに や…

特別な中の、特別な日

大好きな人の誕生日 生まれてきてくれて出逢ってくれて本当にありがとう ひとりでも生きていけると思っていたけど彼がいることで人生がより豊かになった わたしのどうしようもないところも受け入れてくれておかげでわたしは、わたしをより好きになることがで…

本ことば065【十二歳】椰月美智子「何かになれる人はもうこの時点で、その何かに近づいているような気がするから。」

【十二歳】椰月美智子 「あーあ、よかったねえ。さえはいい子だから、なんにでもなれるさ」 そう言って、おばあちゃんはにっこりと笑った。 おばあちゃんは、昔から私に、「さえはなんにでもなれる」と、口ぐせのように言ってくれる。もちろん、私もなんにで…

やること、やるべきこと、やりたいこと

やることは 案外少なくて。 やるべきことは 多く感じて。 やれることは もっと多くて。 やりたいことは 多かったり 少なかったり 心持ち次第。 やりたくないことは ずっとずっと多い。 それでも やりたいことのために やりたくないことを やる必要性があるこ…

未知なる道

道の先に何があるのかは行ってからのお楽しみわくわくと不安と相反する気持ちを抱えながらそれでも歩いてく歩いたからこそたどり着く場所がある歩いたからこそ振り返ったときに見える景色がある

わたしを生きる

誰かになれるとしたら 誰になりたい? わたしは、 わたしになりたい。 誰でもない、 本当のわたしを 生きていきたい

本ことば064【あおい】西加奈子「辞書はなかなか面白い。」

【あおい】西加奈子 辞書はなかなか面白い。皆が知っている、当たり前のことをどう書いてあるのか見ると、ほほう、と思う。例えば「綺麗」は、見た目がはでで整っており、感じがいい様子。「匂い」は、そのものから漂ってきて、鼻に感じられるもの。「歩く」…

本ことば063【一年四組の窓から】あさのあつこ「どんなささいなことでも、迷ったり、悩んだりしたとき、杏里は自分の中の自分に問いかける。」

【一年四組の窓から】あさのあつこ 杏里はドアに手をかけた格好で、しばらく躊躇していた。 どうしよう・・・・・・。 このほこりと暑気の中に、入っていく? 自分に問いかけてみる。 いまさら何言ってんの。自分で決めたことでしょ。 少しつっけんどんな冷…

本ことば062【四月になれば彼女は】川村元気「年を重ねるにつれ、相手が隠している部分に惹かれるようになってきた。」

【四月になれば彼女は】川村元気 「・・・・・・彼女とは、好きなものを共有できていたと思うんです。楽しいこと、嬉しいこと、美しいと思うもの」 「同じものが好きだというだけで、運命を感じたり幸せだと思ったりしてたときが私にもあったな」 「でも自分…

本ことば061【王国その1 アンドロメダ・ハイツ】よしもとばなな「やりたいと思ったときが、時間のある時なんだ」

【王国その1 アンドロメダ・ハイツ】よしもとばなな 「大丈夫だよ。やりたいと思ったときが、時間のある時なんだ。そういうのをしなくなったら、時間の奴隷になっちゃうよ。やりたいと思ったときに、ぱっと手を出さないと届かなくなることがあるんだ。・・…

本ことば060【人生の道しるべ】宮本輝 吉本ばなな「そう、嫌なものは嫌なままです」

【人生の道しるべ】宮本輝 吉本ばなな そう、嫌なものは嫌なままです。本質的なものは、そう簡単には変わらないものなんやね。「三世変わらぬを性というなり」という言葉があって、過去世、現在世、未来世の三世にわたっても、性分は変わらないとの意味です…

黒と白の境界線

黒と白の境目がどこなのかなんてはっきりできなくて 境目がつけられないから灰色という色が生まれて だとしたら、黒と灰色と白の境目は一体どこになるというのだろう 永遠にグラデーションはつづいていく世界 はっきりしなくちゃいけないこともあるけれどは…

本ことば059【異性】角田光代 穂村弘「遺伝子の段階で「孕む」「孕んだものと、離れる」の両方をいやというほど知っている」

【異性】角田光代 穂村弘 私には出産の経験がないが、しかし、自分ではないだれかを腹のなかで育て、世に送り出すというのは、想像を超えた何かであるとは思う。恋愛の絆を女性が求めるのは、それと関係しているのではないかな。つまり、私たちは産んだ産ん…

【本屋めぐり 001】丸善@御茶ノ水

完全に ふっとの思い立ち。 どこかの駅で降りると、 少しでも隙間時間ができると、 引き寄せられるように 本屋さんへと行くから。 その記録を残したくなったのが 今日だったというだけ。 カラダ考察学という マニアックな講座スタッフを してきた帰り。 御茶…

いい人仮面

いい人の仮面が顔の皮膚に同化するようにピターーってへばりついてる 剥がそうとすると皮膚まで剥がれてしまうくらいに 仮面が本当の顔であるかのように我が物顔で住みついて何年たっているんだろう? わたしの本来の顔ってどんなだったのか? 思い出そうと…