ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

声に出して読むこと

新聞を流し読みしていたら、

読書のことが記事に書いてあった。

  

昔は

文字が読める人が

声に出して読んで

周りの人にも

どんな文章が書いてあるか

伝えていたそうな。

 

 

目で追って読むのと

声に出して読むのだと

同じ読むでも

受けとり方は変わる。

 

 

目で読むと

言葉がスーッと

脳内に染みわたっていく。

流れていく。

 

 

声に出して読むと

言葉が立体になって

カタチをつくっていく。

留まっていく。

 

 

 

前に、

夏目漱石の「坊ちゃん」を

毎晩、少しずつ

声に出して読んでました。

 

 

読むスピードは遅くなるけれど

物語を丁寧に読んでいける

面白さがありました。

 

 

読書の秋。

冬はもう、目の前にやってきてるけど

せっかくだから、

声に出して本をたのしもうかと思う

夜のひとときです。