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読書記録54【むかえびと】藤岡陽子

 

 【むかえびと】藤岡陽子

むかえびと (実業之日本社文庫)

むかえびと (実業之日本社文庫)

 

 

おなかに赤ちゃんがいるときから

もう、「お母さん」なんだ。って

そう思った。

 

お母さんになったからって

今のわたしが

わたしでなくなるわけじゃないけれど

新しい命を宿しているというのは

生命の不思議だよね。

 

 

命を育んでいくこと。

 

 

お腹にいるときは

自分と赤ちゃんの

ふたつの心臓が動いている。

 

一人なのに、二人。

そんな体験は

妊娠中でしかできないことだ。

 

 

生まれたら

もう別々の存在。

 

 

いくら

自分がお腹を痛めて産んだからって

十月十日お腹にいたからって

赤ちゃんと自分は

別の人格で

別々の人間であることに

間違いはない。

 

 

ま、

まだわたしは産んでないから

そのあたりは想像でしかないけれど。

 

 

命の現場にいる

助産師さんたちの想いも

伝わってくる小説。

 

 

私が今、通っている産婦人科

助産師さんたちも

いろんな思いで

関わってくれているんだろうな。って

そう思った。

 

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