ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

読書記録50【何者】浅井リョウ

【何者】浅井リョウ

 

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

 

読んでて

ハラハラドキドキした。

 

 

人の駆け引きっていうのかな。

そういうの、嫌いじゃない。

 

 

後、

わたし自身が

気になった人がいると

ブログを全部読みこんだりするから

SNSの発信が

どこまでが本当で

どこまでが嘘なのか

わからなくなった。

 

 

というか

何のために

発信をするのか?

が、気になったのかな。

 

 

 

ただの日記なら

確かにノートに書けばいい。

 

なのに

ブログで日記を書いたり、

裏アカウントでつぶやいたり。

 

 

自分の名を明かさない

裏アカウントは

何の目的でやるのだろうか?

 

 

優越感にひたりたい?

自分だけが知っているんだ。と、

何かを発信したいのか?

 

それを読む人っているのかな?

 

 

 

SNSの嘘と本当が入り混じった世界。

 

 

 

本当のことだけ書いていけば

何も裏を考えることなく

楽なのにね。

 

そうはいかない世界なのかな。

うーーーーーーーん。

 

 

 

SNSに書いている自分は

本当の自分ではなく

何者かの自分なのだろうか。

 

何者かに、

あえてなって

虚像の自分をつくるのか?

 

 

だとしたら

本当の自分とは

一体、何なのだろうか。

 

 

 

どことなく

後味の悪さを残しながら。

 

「じゃあ、私は何者なの?」と

自分への問いかけが

こだましているのでした。