ことばの世界

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読書記録37【ふがいない僕は空を見た】窪美澄

ふがいない僕は空を見た窪美澄

 

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

 

 

どうしようもない想いを抱いて

生きていていいんだ。

 

誰もが

カラッと晴れた空のような気持ちで

いつもいるわけじゃなくて

どんよりとした曇り空や

昼でも雨が降っていて暗い空、

逆に明るいのに雨が降っている空、

様々な空模様を生きているんだ。

 

 

順序よく

キレイに

澄んだ川の流れのように

サラサラと進むことばかりじゃない。

 

 

なんであんなことしたんだろう。

という後悔、

言わなきゃよかった余計な一言、

知りたくなかった事実、

そんなものを

誰しもが抱えて

それでも生きているんだ。

 

 

 

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