読書記録34【日日是好日】森下典子
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)
- 作者: 森下典子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/10/28
- メディア: 文庫
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2018年10月13日に
映画公開予定の本。
普段、映画は
あまり興味がないのだけど
この作品は見たくなった。
「お茶」の世界は
ほぼほぼわからない。
読みながら
想像をするものの
知らない単語からは
イメージが広がっていかない。
だから
スクリーンで
その世界を観てみたいと思ったんだ。
日常を大切にしたい。
今を生きたい。
そう、願っては
どうしたら良いのか
考えばかりが先走り
結局、未来に思いを馳せ
今をないがしろにしてしまう。
どうしたらいいのか。
いくら説明されたとしても
体感として腑に落ちないと
自分のものにはならない。
お茶の世界は、
繰り返していくたびに
自分のものになっていく
お宝のような感覚が
掘り起こしていくたびに
見つかるように思えた。
形を真似して
「なんで?」と聞いても
答えは先生から返ってはこない。
けれども
繰り返し、繰り返し
何年も、十何年も
行っていくと
ある日、
「こういうことだったのか」
と、気がつく時が来る。
すぐにわからなくても
自分に問いを投げた時から
宇宙はその答えを用意してくれていて
ベストなタイミングで
目の前に答えをもってきてくれる。
今がベスト。
晴れの日だって
雨の日だって。
日日是好日。なのです。