ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

読書記録20【ともだちは海のにおい】工藤直子

【ともだちは海のにおい】工藤直子

 

小学生時代に

読んだことがあるような

懐かしい本。

 

工藤直子さんの

詩や物語を

きっと読んでいたのだろうな。

 

 

ともだちは海のにおい (きみとぼくの本)

ともだちは海のにおい (きみとぼくの本)

 

 

 

くじらと

いるかの

おはなし。

 

 

 

ほのぼのと

ほっとする。

 

 

ふふふって

穏やかに

笑いたくなる。

 

 

 

そんな本。

 

 

 

ともだちだけど

似ているわけじゃない。

 

 

違うところが

いっぱいある。

 

あって、

あたりまえ。

 

 

 

違いを

たのしんでるんだなぁ。

 

 

 

おもいやりも

あるんだなぁ。

 

 

 

いつか

海で

くじらといるかの

ふたりにね、

会いたくなるんだ。

 

 

会ったら、

くじらの口の中にある

宝箱から、

くじらのつくったお話を

読ませてもらいたいな。

ビールを飲みながら。

 

 

 

物語の

くじらといるかを

思うだけで

こころにね

ふたりの居場所が生まれて

 

なんていうのかな、

何かが愛おしくなるような

そんな気持ちになるのです。