ことばの世界

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本ことば050【あしたはひとりにしてくれ】竹宮ゆゆこ「もしかしたら、これらは全部、自分のだ」

【あしたはひとりにしてくれ竹宮ゆゆこ

 

もしかしたら、これらは全部、自分のだ。持っていても、いいものだ。もらいながら、与えながら、大事に抱きかかえていてもいいものだ。

(・・・・・・ごめんな。満ち足りている俺を、許してくれ)

 

 

 

 

「満ち足りてる俺を、許してくれ。」

  

わたしだけなのかな?

他の人もそうなのかな?

 

 

「満ち足りてることが、いけない」

と、どこかで思っているのって。

  

 

満ち足りていたら

それでいいはずなのに、

満ち足りてたら

申し訳ない気持ちがするのはなぜ?

 

  

誰に対して

申し訳ないと思ってしまうの?

 

 

 

それは

人の集合意識にあるものなのかもしれない。

 

 

 

自分だけが幸せであってはいけない

とか

自慢話としちゃいけない

とか。

 

 

 

幸せでいたら

誰かに妬まれるから

幸せでいることをやめておこう、

隠しておこうと

してしまうこともある。

 

 

妬みがこわいから。

 

 

 

そうして、

本当は満ち足りて幸せでいるはずなのに

どんどん、自分を幸せから遠ざけていく。

 

 

 

それって、

まわりまわって

自分は幸せなの?

 

 

なんで

幸せにできるはずなのに

幸せから離れていくことを

選択してしまうのだろうか?

 

 

 

バカだと思った。

 

 

 

そして、

自分に対しても

周りに対しても

失礼だと思った。

 

 

 

自分を愛して

自分を幸せにしてあげることが

わたしが一番、歓びに満たされることではないのか?

 

 

 

そして、

周りの人は

わたしの幸せを歓んでくれない人なのだろうか?

 

 

いや、違う。

 

 

 

歓んでくれる人だ。

 

 

 

自分が自分を満たしていたら

満たされた目で世界を、人をみることができる。

 

 

与えられたもの

ぜんぶ、もってていいんだ。

 

 

満たされているわたしは

それでいいんだ。しあわせだ。

 

 

満たされてて、ごめんな。

 

じゃなくて

 

満たされてて、ありがとう。

 

を選択する生き方をしていくんだ。

 

 

 

 

 

今までの「本ことば」のまとめはこちら。

 

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