ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

詩の表現は自由だ

小学校2年生の3学期終わり

クラス替えの前に 

詩集を作成しました。

 

 

その詩を

よく覚えています。

 

 

【お手紙】

 

おてがみ、おてがみ

だしてごらん

 

きっと、きっと

お返事きますよ

 

切手をわすれずに

わすれずに

 

じぶんの住所

あいての住所

わすれずに

わすれずに

 

おてがみ、おてがみ

出してごらん

 

きっと、きっと

お返事きますよ

 

 

 

この頃から

言葉のリズムが

好きだった模様。

 

同じ言葉を繰り返す。

 

「きっと、きっと」

「わすれずに わすれずに」

「おてがみ おてがみ」

 

作文よりも

詩がおもしろいのは

 

単語をただただ

繰り返し使えるからかもしれない。

 

 

助詞を

つかわなくていい。

 

「て・に・を・は」

がなくていい。

 

 

一文として

成り立たせるならば

「お手紙を出してみましょう。」

になるのかもしれない。

 

だけど、

「おてがみ おてがみ

 だしてごらん」

って、

文としてだったら

赤ペンされる。

 

 

それが、OKなのが

【詩】なのかもしれない。

 

 

文章も好きだけど

【詩】も好き。

 

 

一番の自由を感じるのが

【詩】なのかもしれないですね。