言葉の世界

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読書記録6【Presents】

 【Presents】角田光代

 

わたしが生きてきたなかで

心にのこっているプレゼントは

なんだっただろう?と

思い出を旅して考えた。

 

Presents (双葉文庫)

Presents (双葉文庫)

 

 

短編集で

一話一話はすぐに読めてしまう作品です。

 

 

誰にでも

日常であるだろう

ストーリーがあって、

特別なことではないのに

そこにあった石ころが

実は宝石だったと思わさせるような

キラキラがちりばめられていました。

 

 

 

そして、

わたしのもらった

「Presents」を思い出していく。

 

 

 

モノには

思い出がつまってる。

 

 

モノは

モノだけで

存在はしない。

 

 

 

モノに込められた

ストーリーと一緒に

いるんだ。

 

 

 

小学校の頃だったかな。

 

好きな人からもらった

キレイな石が大事で。

 

その人のことが

好きじゃなくなってからも

その時の想いを

心に秘めておきたくて

しばらく、捨てることが

できなかったな。

 

 

石自体は、

たしかにキレイだけど

自分で買ったものとか

友だちからもらった。

としたら、

もっと簡単に

処分していた気がするから。

 

 

好きな人からもらった。

ということが重要で、

 

そのときの

ココロのトキメキや

自分だけがもらえたという

特別感や優越感、

そういったものが

石にごちゃ混ぜに込められるから

ただの石じゃなくなってたんだ。

 

 

 

そういうものだよね、

presentってさ。

 

 

モノはもうないのに

あの頃を思い出して、

なんだか「ふふふ」って

微笑んでるわたしがいました。