ことばの世界

本から自分を知っていく、そんな場所

「ほ」の詩【ほっとするから、ほっといて】

ほっとかれると

ほっとする。

 

わたしの

ひとりのじかんを

のほほんと

すごしていて

いいんだって。

 

 

 

ほっとかれると

ほっとする。

 

ちかくにいなくても

はなれていても

だいじょうぶだ。って

ほしょうをされた

きぶんになるから。

 

 

 

 

ほっとかれると

ほっとする。

 

ほらあなのなかに

ひとりでいたいときだって

だれにでもあるでしょ?

 

 

 

ほっとかれたくないときは

ほほをあかく

そめながら

「そばにいてほしい」って

いうからね。

 

ほんねを

いうからね。

 

 

そのときは

ほっとかないで

そっととなりにいて

ほっとさせてね。